環境ホルモン物質、リン、チッソを含まない環境に配慮した洗浄液です。無機物、グリス、オイル、血液などの頑固な汚れに対して、画期的な洗浄効果を発揮する界面活性剤を主成分とする強力特殊洗浄液です。大学、病院、研究所をはじめ、化学工業、製薬工業、電子工業、精密機械工業など幅広い分野で利用され、その洗浄力と安全性で絶大な信頼を得ています。
以下の2タイプがございます。ニーズに合わせてお選び下さい。
| ヒカリエース | アルカリ性（pH値12～13） | 無リン | エコノミーな標準タイプ |
|---|---|---|---|
| ヒカリエースS | 中性（pH値6.5～8.5） | 無リン | アルカリに対して弱い器具（金属機器、ガラス石英製の器具、精密ガラス器具 etc.）の洗浄に最適 |
ガラス、金属、精密電子部品、プラスチック、陶磁器、ゴム、塗装面等の表面に付着した汚れの洗浄（無機物、グリース、オイル、マジックインキ、ポリマー、蛋白質、蒸留残渣、血液、膿など）
ヒカリエースの2～10％水溶液に汚染物を数時間、極端な汚れの場合は1昼夜浸した後、水洗いするだけです。
汚れの程度により次のように稀釈します。（水道水でよい）
| 普通の汚れ | 50倍に稀釈 | （2％水溶液） |
|---|---|---|
| ひどい汚れ | 20倍に稀釈 | （5％水溶液） |
| 極端な汚れ | 10倍以内に稀釈 | （10％水溶液） |
汚染物を上記の液に数時間から1昼夜浸す。
十分に水ですすぐ。
| クローム酸混液 | 有機溶剤 | ヒカリエース |
|---|---|---|
| 排水に重金属汚染の心配がある | - | 排水に重金属汚染の心配がない |
| 廃棄の際、還元して中和する必要がある | 廃棄処理の心配がある | 中和のみでよい（ヒカリエースSについては中和も必要ありません） |
| 皮膚及び被服に対し腐食性、危険性がある | 引火及び中毒の危険性がある | 皮膚及び被服に対し無害、不燃性である |
| 無機物、有機物洗浄の使用に限る | 主として有機物に使用する | 無機物、有機物を問わず、ほとんどのものに使用可能である |
| 調整が面倒である | - | 調整が容易である |
| すすぎが困難である | すすぎが大変である | すすぎが簡単である |
| ヒカリエース 1%水溶液 | ヒカリエースS 1%水溶液 | |
|---|---|---|
| BOD（mg/L） | 330 | 390 |
| COD（mg/L） | 420 | 500 |
| pH | アルカリ性 | 中性 |
試験管にマジックインキの赤、青、黒を3回重ね塗り、1昼夜放置した後、ヒカリエース5％水溶液に浸漬させました。
| ヒカリエース | 1時間後 | 2時間後 | 3時間後 | 4時間後 |
|---|---|---|---|---|
| 赤 | 剥離しないが擦るとおちる | 剥離しないが擦るとおちる | 剥離しないが擦るとおちる | 剥離 |
| 青 | 剥離しないが擦るとおちる | 剥離 | - | - |
| 黒 | 剥離 | - | - | - |
| ヒカリエースS | 1時間後 | 2時間後 | 3時間後 | 4時間後 |
|---|---|---|---|---|
| 赤 | 溶けはじめる | 剥離しないが擦るとおちる | 剥離 | - |
| 青 | 溶けはじめる | 剥離しないが擦るとおちる | 剥離 | - |
| 黒 | 剥離 | - | - | - |
