PurifⓇ-Rp2は、高圧分取と中圧分取を同時に運用できるシステムです。
貴重なサンプルの分取は、純度と収率と時間が重要になります。
今回はシステムを上手に使いこなすための「コツ」をご紹介します。
Purif-PackⓇ SI50µm-SIZE60を用いた
「溶媒比率変化による低~高分離度おける純度・収率」
■フタル酸エステル類の分取例
【分取条件】 装置:PurifⓇ-Rp2 検出器:UV 254 nm カラム:Purif-PackⓇ SI50µm-SIZE:60 移動相:ヘキサン/酢酸エチル 流量:20 mL/min サンプル:1.フタル酸ジブチル 525 mg/mL 2.フタル酸ジエチル 525 mg/mL 注入量:200 µL 分画条件:Peakモード (AU 0.1< ) |
「純度改善のコツ」
①低純度フラクションを除外 ②再分取&修正で純度向上 ③高圧分取で分離度向上
【分取条件】 装置:PurifⓇ-Rp2 検出器:UV 254 nm カラム:Purif-PackⓇ SI50µm-SIZE:60 HPLC用分取カラムSI-15 µm 移動相:ヘキサン/酢酸エチル(55/45) 流量:20 mL/min サンプル:1.フタル酸ジブチル 525 mg/mL 2.フタル酸ジエチル 525 mg/mL 注入量:200 µL 分画条件:Peakモード (AU 0.1< ) |
「収率改善のコツ」
①高理論段数カラムでブロード解消 ②フラクション設定変更で簡単収率アップ
【分取条件】 装置:PurifⓇ-Rp2 検出器:UV 254 nm カラム:Purif-PackⓇ SI50µm-SIZE:60 Purif-PackⓇ SI25µm-SIZE:60 移動相:ヘキサン/酢酸エチル(85/15) 流量:20 mL/min サンプル:1.フタル酸ジブチル 525 mg/mL 2.フタル酸ジエチル 525 mg/mL 注入量:200 µL 分画条件:Peakモード (AU 0.1< ) |
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