高性能示差屈折率検出器  Optilab T-rEX

高性能示差屈折率検出器 Optilab T-rEX

Optilab T-rEX

dn/dc測定、絶対屈折率測定が可能です。高感度かつグラジエント分析が可能なHPLC用RI検出器として使用可能です。

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従来のRI検出器との違い

従来のRI検出器

従来のRI検出器

示差型の屈折率検出器はフローセルに光線を通過させた時に発生する振れ幅を測定しています。 この振れ幅は2つの液体の屈折率差に比例します。
従来の示差屈折率検出器の検出部は2つの検出器で成り立つ分割フォトダイオードーを使用しています。 サンプルセルとリファレンスセルの液間の屈折率差により光線の角度が振れると光線は一方の検出器の方に反れ、一方の検出器の信号が大きくなります。 この時の2つの検出器の電圧差から光線の位置を測定します。 これが光線の角度の振れ幅と比例し、よって屈折率差にも比例します。
この場合、検出の正確さは2つの検出器で測定した電圧値の正確さと光源の安定性に制限されますし、最大測定値も制限されます。

Optilab rEX

Optilab T-rEX

一方Optilab T-rEXは検出部に512個の光測定素子で成り立つフォトダイオードーアレイを使用しています。 フォトダイオードーアレイの各素子はピクセルと呼ばれ、その上に照射する光の強度を正確に測定します。 光線は真中が最も明るく、中心から離れるほど薄暗くなります。 よってフォトダイオードーアレイで測定した電圧値(光強度)はガウシアンプロファイルを示し、その中心を見つけることで光線の正確な位置を測定することができます。
512個の素子は1秒間に10-20回、電圧を記録しています。 瞬時に膨大な量の電圧測定をすることで、正確に光線の位置を決定する技術(BPT)を利用し、より一層の高精度測定を実現しています。 この演算処理は内部に搭載されたコンピューターが実行します。
この技術により、約25Åの正確さで光線の位置を決める事ができ、更には感度とレンジの独自のコンビネーションにより、前例の無いワイドダイナミックレンジを実現します。

dn/dc測定

光散乱法で正確な絶対分子量を決定する為には使用する光散乱測定器と同じ波長でのdn/dc値(屈折率の濃度増分)を測定する必要があります。 Optilab T-rEXはDAWNと同じ波長でのdn/dc値を正確に測定します。 光源の波長は変更可能です。

dn/dc測定

従来のRI検出器

絶対屈折率測定

光散乱測定では溶媒の屈折率情報が必要です。 屈折率の誤差は分子量測定結果の誤差に繋がります。 Optilab T-rEXは溶媒及び溶液の光散乱測定と同じ波長での絶対屈折率測定が可能ですので、正確な絶対分子量を決定する道具として使用できます。 特に溶離液として混合溶媒やバッファーを使用する際に威力を発揮します。


高感度RI検出器として

高感度、高安定性、ワイドダイナミックレンジを誇る HPLC用示差屈折率(RI)検出器として使用できます。4-50℃の範囲で温度調整できますので低温での測定が必要な生体試料等にも適応します。

高感度RI検出器として

仕様

測定レンジ -0.0047 – +0.0047 RIU
ノイズ ±7.5×10⁻¹⁰ RIV (25℃で4秒間測定)
内部容量 フローセル:7.4μL
入口配管:44μL
出口配管:370μL
レスポンス 0.1 – 5秒 選択可能
絶対屈折率測定レンジ 1.2 – 1.8RIU(±0.002RIU)
光源波長 660nm(標準)
温度調節 4 – 50℃(±0.005℃)
最大システム圧 30psi(2bar)
最大セル圧 100psi(7bar)
安全センサー 蒸気センサー、漏洩センサー内蔵
CPU 2GHz  VIA C7プロセッサ
入出力アナログIN
入出力アナログOUT
16bit±10V A/D
18bit D/A(dRIデータ)、±10Vもしくは±1V出力
外部入力 ゼロ、パージ、リサイクル、オートインジェクト、アラーム
外部出力 オートインジェクト転送、アラーム出力、外部ソレノイドリサイクルバルブ
デジタル通信 Ethernet
寸法・重量 168(H)×357(W)×595(D)mm 11.5kg
電源 AC100V 50/60Hz 480W

 


※仕様およびデザインは改良のため予告なく変更される場合があります。