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フィールドフローフラクショネーション(FFF)  Eclipseシリーズ

フィールドフローフラクショネーション(FFF) Eclipseシリーズ

Eclipseシリーズ

・GPC等では分離困難なイオン性高分子、微粒子をサイズ分離
・蛋白質の凝集体の分離
・分析~セミ分取まで対応可能
・多角度光散乱検出器他、各種HPLC用検出器に接続可能

アプリケーションをみる

フィールドフローフラクショネーション(FFF)


原理

FFF法ではサンプルは分離チャンネルの中で分離されます。
チャンネルは上下2つのプレートの間にスペーサーホイルを挟むことで薄層を作り出しています。 スペーサーホイルの厚みは100~500μmです。
上部チャンネルプレートは不浸透性ですが、下部プレートは浸透性があり、多孔質の材料で作られています。 サンプルがチャンネルを通過するのを防ぐ為に下部プレートは10kDのバリアサイズの限外濾過膜で覆われています。
チャンネルフローは薄層の流れですので放物線上の流れを発生させます。 そこに垂直な力の場を加えると微粒子はチャンネルの境界層に向かって移動します。 一方で微粒子はブラウン運動をしています。ブラウン運動は拡散に関係し、小さな粒子ほど拡散速度が高く、この垂直な力に反してチャンネルの上部で平衡に達そうとする傾向があります。
よって小さな粒子ほどチャンネルの流れに沿って早く移動し、大きな粒子よりも先に溶出される訳です。
FFF分離はカラムのゲルのような固定相が存在しませんので高分子の切断やゲルとの相互作用などの心配がありません。

図説


分離チャンネルの種類

微量分析用からセミ分取用まで、目的に応じた分離チャンネルを選択できます。

分離チャンネル


蛋白質会合体の測定例

牛血清アルブミン(BSA)のモノマーとその会合体(2~4量体)を分離し、MALS検出器で、各々の分子量測定をしました。 FFF法は、蛋白質の凝集体を高分解能で分離します。また、固定相との相互作用の影響が少なく、高回収率を期待できます。

蛋白の凝集測定


ポリスチレンラテックス粒子の測定例

ポリスチレン3種の標準ラテックス粒子(48nm、70nm、100nm)を分離し、MALS検出器にて検出、サイズ測定をしました。(FFF-MALS測定) このように、FFF-MALSシステムは、超高分解能を有する粒度分布測定にも応用可能です。


ポリスチレンラテックス粒子の測定(定量)

サンプル注入量の違いによるUVピーク強度の変化

注入量とピーク面積の関係

FFFにUV検出器を接続することで、微粒子においてもクロマトグラフのような定量分析が可能となります。 48nmのポリスチレンラテックス標準粒子(濃度:0.67mg/mL)を25、50、75、100μLずつ注入したピークの重ね書きと、それぞれのピーク面積を比較した結果を上図に示します。 粒子注入量とUV検出器のピーク面積には、直線性があり、粒子定量性があることが確認できます。


 

 

※仕様およびデザインは改良のため予告なく変更される場合があります。